よくスマホの金融会社やキャッシングサイト、融資サイトで見かける「融資率95%達成!」という言葉、これ書いている時点で闇金じゃないか?と疑って掛かってOkやで。
融資率って言葉どう理解してる?
申し込んでから、融資してもらえる人の割合、確率という事やんね。
95%やったら100人が申し込んだ場合95人の人がお金を借りる事が出来てますよーってことになる。
そんなこと有るわけないし、あったとしたら完全に闇金、もしくはウソってことや。
実際の消費者金融での融資率
大手消費者金融にしても中堅消費者金融にしても当然審査がある。
貸していい人とダメな人をしっかりと判別し、融資対象を絞り込む。
返済できそうな人にしか貸さない。当然やね。
おれは消費者金融の社員じゃないしハッキリとした融資率はわからないから言えないけど、俺自身が運営している消費者金融の紹介サイトから申し込んでいる人の人数と、融資が可決した人の割合は毎日のようにわかる。
このデータをもとに消費者金融の融資率を割り出すと大手(レイクやアイフル、アコム、プロミスなど)は38%~35%、中堅や地方消費者金融は20%~18%となる。
逆立ちしたって95%の融資率なんてでないし、それだけ貸しまくっていたら回収できなくてすぐに倒産するわ。
闇金の融資率
闇金に融資率という言葉か合うのかどうかわからないが、この融資率95%以上!みたいな売り文句を表示しているサイトは貸してくれない。
貸すと見せかけての詐欺行為でお金を巻き上げようとするねん。
代表的なのが押し貸しや携帯電話買取詐欺、さらに申し込みを辞めると言った途端に豹変するキャンセル詐欺など。
闇金のキャンセル詐欺はこうなってる!気を抜いてるとやられるぞ
これらの手法を使ってお金を貸さずに儲けようという犯罪行為を行ってくるサイトがほとんど。
実際に融資してくれる優良闇金と言われるソフト闇金は融資率なんて絶対に前面に押し出さない。
ソフト闇金は貸してはくれるが高金利、違法利息を回収することができる客にしか貸さないので自然と融資率が下がる。
誰でも貸してくれるわけじゃない、返済のあてがない奴にはいくらソフト闇金でも貸してくれへんで。
融資率を前面に出しているのは貸すぞ!というウソ
結局この融資率95%!なんて言葉は、「貸してくれるのか?ほんとに?」というお金に困っている人たちを騙してやろう!というとこが目的やねん。
こんな高確率で貸してくれるなら、取りあえず申し込んでみよう!、可能性はあるはずなんて錯覚をさせ、申し込みメールで送られてくる個人情報を集めるのが目的。
先ほど言った詐欺行為の対象にもなるし、融資希望者、ブラック多数という事でこのデータが名簿屋にも売れる。
当然悪用されるだけの個人情報、絶対に送らないように。
融資率が高いからって盲目に申し込むととんでもない目に遭うぞ!
ブラックでもまだ融資してもらえる可能性のある中堅消費者金融もあるから闇金には借りないようにね。
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