借金があるのは家族に内緒にしていました。
余計な心配をさせたくありませんでしたし、何とか整理できそうな目途もあったからです。
ところが状況が変わって自力での返済が難しい状態になってしまったのです。やがては家族にばれてしまうのも時間の問題であり、その事実を知られてしまった時にはどうなるのだろうと怖い気持ちがありました。
そんな状況の中、一筋の光に感じていたのが債務整理でした。借金問題を上手く解消できる可能性がありましたし、他に手立てもないと感じている状況でしたから、むしろこれしかないという気持ちだったのです。
ただ債務整理をする時にも家族にばれないかが心配だったのですが、その点は結果的に杞憂に終わったのは本当に良かったです。
家族に知られずに手続きを進めることができたのは弁護士の力添えもあったからです。
必要な書類は会社の方に個人の名前で送ってもらったり、電話連絡も時間指定をしてそれ以外にはかけてこないようにしてもらうことができました。ですから周りに知られてしまう心配は特になく、無事に債務整理の手続きができました。
ただ私の場合は任意整理で済ませられるレベルだったというのが大きいです。
個人再生だったり自己破産だったりですと何らかの形で会社や配偶者なども巻き込むことになりますので、きっと知られずに手続きをすることなど不可能に近かったことでしょう。
その点、任意整理の場合は小規模の手続きで進めていくことができましたから、言ってみれば不幸中の幸いだったかなと今になって感じるところです。
ただ、周囲に知られたくないというのは誰しも抱える気持ちだと思いますし、弁護士の方でも極力手助けをしてくれますので、まずは相談をしてみることをおすすめしたいです。
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