たくさんの闇金の呼び方があるのだが、「ネオ闇金」という言い回しを知ってるかな。
これって優良闇金やソフト闇金と同種類の闇金を指す言葉なんだけど、ようするに「本当に貸してくれる闇金」というカテゴリーに属する。
ネオ闇金は詐欺行為を目的にしている悪質闇金ではなく、違法金利だけど融資をしてくれる闇金の事やね。
まぁ貸してくれるとは言っても闇金は闇金、借りると地獄が待っていることは間違いない。借りないように!
ネオ闇金の登場時期
いわゆる闇金というのはずっと昔からある、「貸金業登録を受けずに無許可で融資や金融業を行う業者」の事を指す。
そんな中、ネオ闇金は総量規制が始まった平成18年以降にどんどんと勢いを増してきた。
年収の1/3までしか融資してもらえない、それ以上は審査可決出来ないという事で大手消費者金融での融資率は60%台から32%まで下落し、借りれない人がたくさん出てくるようになった。
その借りることのできない人を狙って違法金利で貸し付けるようになったのがネオ闇金、という事。
言葉の発生はネオヒルズ族からでも来てるのか、最近そう呼ばれるようになってきてるねん。
ネオ闇金の金利
ネオ闇金は違法の高利貸しなのでほとんどのグループが1週間で2~4割、10日で3~5割、2週間で4~6割など1カ月持借りれば倍返しの10割にもなる利息で運営している。
当然それ以外にも手数料が3000~5000円。
利息も手数料も先引きが基本なので3万円借りても最初に振り込まれるのは1万8000円だけで、返済時は3万円というとんでもない金額となる。
ネオ闇金で借りるとどうなるか
先ほどの金利帯での融資となるわけだけど、このネオ闇金から融資を受けるとするとどうなるのか気になるよな。
電話口では物腰も低いし、怖がるような恫喝もしてこない。
運転免許証のコピーをはじめ勤務先の会社情報、親族の電話番号など審査という理由で個人情報をしっかりと聞かれる。
当然これは飛んだ時用(返せなくなったときに取り立てる・脅しの材料)の情報収集で、ある程度の社会的立場と関わりがないとネオ闇金は貸してくれないで。
融資は小額1~3万スタートがほとんど。10万まで初回利用枠があると書いていても3万までくらいかな。だってネオ闇金も取りっぱぐれたくないから最初は慎重。
当然鬼のような金利利息なので返済できない奴が出てくる。
小額1~3万円で返済が滞る奴は銀行口座を売れと言われるのが今のスタンダード。
コレ犯罪行為なので絶対に行わないように。
口座を凍結され2度とその銀行で口座を作れなくなるばかりか、闇金の回収にその口座が使われ、警察が家にやってくる事になるぞ。
結局返せなくなって借りた債権がとんでもない回収会社に売り飛ばされ、返済を迫る電話が自分の携帯だけでなく職場、親族の職場などに無差別に掛かってくるようになる。
警察も動いてくれないのでそうなったら専門の司法書士や弁護士に頼むしかない。
プロでないと闇金からの嫌がらせや取り立てはとめれない。
とんでもなく不幸な連鎖に巻き込まれることになるから絶対にネオ闇金には手を出さないように。
大手消費者金融に融資してもらえなくてもまだ中堅・小規模消費者金融ならお金を貸してくれる可能性が十分に残っているから諦めないように。
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